門あさ美 ベラドンナ
当時2800円もした門あさ美のアナログレコードです。清貧学生の身分ではとても買えるものではありませんでした。1500円シリーズのジャズ廉価盤か1300円シリーズのクラシック廉価盤にしか手が出せませんでした。1500円シリーズはキングのコンテンポラリー、1300円シリーズは東芝EMIのセラフィムです。門あさ美は何十年も経ってからのオークションです。
いい時代になったものだとつくづく思います。このレコードの以前の持ち主は几帳面な方だったのでしょうか、シュリンプもついたままでとても丁寧に扱われていた様子がうかがわれます。そんなレコードに出会うとうれしくなります。
内ジャケットの青色に引き込まれます。85年春の発売でとても斬新な曲ばかり。レコードを取り出してみるとレーベルの色合いがよくてこれまた惹かれます。アナログレコードはこういうところも楽しくで好きです。