ガラード301のキャビネットを作る。

ガラード301用キャビネットの作製過程を記録していきます。

ガラード301キャビネット作製記

竹内まりや「ラヴ・ソングス」

スピンドルに注油するため久しぶりにプラッターを外し、 少し乾き気味だったフェルトにミシン油を 2、3滴さして元に戻しました。 本当は専用のオイルをさすべきなのでしょうね。 ミシン油でも音は静かになったような気がします。 あくまでも気がするという…

ガラード301の取り付けボルト 安物ですが・・・

ガラード301を取り付けるネジです。ネットで調べると純正で4本5000円ほどとありました。とても手を出せる値段ではないですので、ホームセンターで探してみるとちょうど手頃なものがありました。4本100円でした。 マイナスネジの需要がまだあるのに驚きました…

トーレンスTD-124とスタックスのアーム

現在、トーレンスのTD-124で使用しているスタックスのUA-3です。このアームも非常に感度が良くて、楽しいアームなのですが、ガラード301に付け換えるに至っていません。やはりガラードにはSME・・・とネット記事に影響されています。 このアームは最初メ…

ガラード301、後方にスリットが。

キャビネットに収まった301をいろいろな角度から眺めています。どこから見ても魅力的なデザインです。後ろから見ることはあまりないと思いますが、左右2カ所にスリットがあるのに気がつきました。通気のためなのでしょうか。

ようやく完成したキャビネット

モーターマウント台を着色ニスで再塗装し、以前より飴色になりました。この方が外枠のツヤのある黒色にマッチするようです。キャビネットの下の台はブラウン管テレビ時代のラックです。 マウント台を載せる前に制震用のジェルを4カ所のコマに貼り付け、台を…

ガラード301キャビネットの完成

とりあえず完成したキャビネットにガラード301を載せてみました。くり抜いた天板にぴったりと収まってホッとしました。電源を入れるとアイドラーがプラッターを回す音でしょうか、僅かに音がします。裸のままだとほとんど聴こえない音ですが、箱の中で共…

ゴム足を取り付ける

何日にもわたって行ってきた塗装も今日で終了し、以前購入しておいたゴム足を4つの角に取り付けました。予想より固いゴム足でゴムというより樹脂のような感触です。 キャビネットが1センチほど浮く形になり指を入れて持ち上げるのにちょうどいい隙間です。…

夜更けの塗装

午前0時、こんな夜更けになって玄関先で塗装です。雪が降り止んだ隙にスプレーを吹きかけましたが、暗くてよく見えません。寝静まった近所から見ると何だか怪しげな行動でしたね。近くに住宅がないのですが、遠くで話し声が聞こえて来たので慌てて家に入り…

塗装もあと一息

昨夜2本目のスプレーを購入し、早速数回にわたって塗り重ねました。だいぶん塗装も厚くなり、木口の光沢もしっかりしてきました。サンドペーパーを強くかけ過ぎてキズが目立つところもありますが近くで見なければ気にならないでしょう。 そろそろ塗装作業は…

キャビネット再塗装

毎回同じような写真ですが、下準備不十分で塗装が今ひとつです。もう一度サンドペーパーをかけてスプレー缶で吹き付けたのですが,3面で空になってしまいました。新しいスプレー缶を購入することに。時間のかけ過ぎですね。あまり塗り重ねるとせっかくも木…

アンプ内部

倉敷の工房で作っていただいた真空管アンプの裏側です。普段見えないところなのに配線がとてもきれいで感動したのを思い出しました。部品の数そのものは思ったより少なくさっぱりしていますが、使われているコンデンサーや抵抗などの部品がきちんと配線され…

ストロボスコープの揺れ

ガラード301のプラーターの回転を見ていると、とても力強く、この重い円盤がなぜこんなに静かに回るのだろうと感動してしまいます。 外周のストロボスコープをよくよく見ると僅かに揺らいでいるように感じることもありますが、昔のステレオサウンド誌の記…

300BシングルSRPPドライブアンプ

今から9年前(2004年2月)に倉敷の工房に作っていただいたアンプです。かなり安く作っていただいたので球も中国製のものですが、小音量で音楽を鳴らしてもとてもバランスよく聴こえます。最近は出番があまりありませんが、コンパクトで気に入っている…

百均の緩衝材

モーターを取り付けた板をキャビネットの4つの受けゴマに載せるのですが、間に挟む予定のジェルが上の写真です。地震対策用のジェルで2センチ四方のたいへん柔らかいものです。モーターから発する微弱な振動を吸収するという効果を期待しているのですが、…

クリアラッカーで塗装

軽くやすりをかけてからスプレー缶のクリアラッカーを塗りました。1度目の塗装で木目がはっきりと出て、予想以上にいい感じになりました。2度目の塗装の後、手触りがざらざらしていたので紙やすりを軽くかけてさらに厚く塗りました。写真は4度目の塗装の…

台座のくり抜き

モーターマウント用の板のくり抜きを行いました。テンプレートの線に沿って電動糸鋸で慎重にくり抜いたつもりですが、慣れていないせいもあり歪な形になっています。マウント後は見えない部分なのであまり気にすることもないのでしょうが、少しばかり気にな…

テンプレートの転写

いよいよモーターマウント用の板にテンプレートを転写し、くり抜き作業の準備をしました。その前にキャビネット本体の再塗装を行い、塗装面をかなり厚くしました。新聞紙の映り込みが見られるくらいになりましたが、もうあと少し重ね塗りをしたいと思います…

Electron Tubes 300B-98

まとまった時間が取れずにキャビネット作りの方は止まったままです。塗装の方はすっかり乾いていて、もう一度紙ヤスリをかけて塗った方がいいものか、それともこのまま塗り重ねてもいいものか迷っています。モーターマウント用の板にはクリアラッカーを塗り…

優雅な回転

このガラード301ですが、到着したときにはマットもなく、回転時に僅かにチーンと音がするものでした。また停止するときのブレーキ音も金属的なシャリシャリ音が付随していました。しかしマットを載せるとプライヤーの回転付随音も消え静かになり、輸送用ネジ…

モーター載せ台を置いてみる

塗装もすっかり乾いていい色加減になっていますが、塗りムラがところどころにあるので、もうあと2,3回塗り重ねる必要がありそうです。このスプレー、けっこう匂いがきつくて喉がいがらっぽくなります。また黒い粉のようなものが周りに飛散して外で作業した…

スプレーで塗装

刷毛で塗るか、スプレーで吹きつけるか、いろいろと考えましたが、手軽さからスプレーにしました。680円の黒のラッカースプレーです。垂れに気をつけながら薄く薄く何回も吹き付けました。写真は3回塗りくらいでしょうか。 切断面というか木口への塗料の…

ゴム底脚の購入

インシュレーターと言えば聞こえがいいのですが、ホームセンターで購入したゴム底脚クッションです。4個セットで178円ですから1個44円の安物です。モーター台を載せるコマ(支柱)に取り付けるか、あるいは外枠の四隅に取り付けた方がいいのか思案中…

外枠の完成

外枠の内側にモーターを載せる板の受けコマを張り付けました。この短い木片の寸法を合わせるのが難しい作業でしたが、板を載せながらガタのないように調整し、ボンドで張り付けました。精度が今ひとつで、少しばかり隙間があり浮いてしまいましたが、強度的…

モーターマウント用テンプレート

ガラード301を購入した時に付いて来たモーターマウント用のテンプレートです。今週中にこの型紙に合わせて板材をくり抜く予定です。このテンプレート、よく見ると手書きのようですが、およそ50年前のプレーヤーですから当然ですね。とても味わいがあり…

百均のストロボライト

ネットでターンテーブル用のストロボライトを探しましたが、高すぎて購入できません。どこかのサイトでLEDライトがその代わりになるということを知って、百円ショップに行くとちょうどいいのがありました。コンセントに差し込んで暗くなると点灯する安全灯と…

材料を組み立てる

いよいよキャビネットの組み立てです。釘を使わず木工ボンドのみで組み立てることにします。板材の切断面を見るとあまり質のいいランバーコアでないようです。昔、といっても大昔(30年近く前)にスピーカーを作ったときもこの板材を使いましたが、その当時…

材料の購入

積層合板をいくつか重ねて、本格的な重いキャビネットがいいのか、あまり大げさにならないコンパクトなものでいいのか。悩むところですが、もともとスケルトンで使うことも想定にあったので、剥き出しのモーターを隠す程度のコンパクトなものにすることに決…

キャビネットの構想を練る

あるサイトで見たアームをキャビネットと一体にしない方法、モーターを載せるキャビネットにマウントしない方法、これが気になっています。でもあまり見かけないですね。画像検索で調べてもほとんどがモーターを載せる板にマウントされています。ガラードで…

ガラード301キャビネットを作る

2年以上前に購入したガラード301、プラッターの滑らかな回転を見て楽しむだけの日々が続いています。キャビネットはまだありません。アームももちろん未購入です。あの重いプラッターが瞬時に定速になるメカニズム、ストロボパターンが静止し、音もなく回…