ガラード301のキャビネットを作る。

ガラード301用キャビネットの作製過程を記録していきます。

門あさ美 Blue Moon

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門あさ美の3枚目のアルバム「セミ・ヌード」です。81年の夏に発売になったLPのCD盤です。このアルバムの1曲目がブルームーンですが素敵な曲です。車の中で聴くには最適なアルバムだと思います。

 

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当時は購入することもなく後年CDで発売された時に初めて手に入れました。ほとんどの曲が初めて聴くものでしたが、おそらく当時耳にしていたのでしょう、どことなく懐かしさを感じながら聴いていました。

 

ゴム足を取り付ける

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何日にもわたって行ってきた塗装も今日で終了し、以前購入しておいたゴム足を4つの角に取り付けました。予想より固いゴム足でゴムというより樹脂のような感触です。

 

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キャビネットが1センチほど浮く形になり指を入れて持ち上げるのにちょうどいい隙間です。いったんセットしてしまえば持ち上げることはあまりないでしょうが。

 

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これにモーターを置くわけですが、右側に置くアームがまだありません。とりあえずTD-124に付けてあるスタックスのUA-3を取り付けようと思いますが、最終的には定番のSME-3009にする予定です。

 

書きながら門あさ美のファッショネイションを聴いています。Blueという曲ですが、この曲に限らず彼女はいい詞を書きますね。歌い方もそうですけど,実に切ない雰囲気が漂ってきます。80年代初頭、当時の世相について何だか調べたくなります。

夜更けの塗装

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午前0時、こんな夜更けになって玄関先で塗装です。雪が降り止んだ隙にスプレーを吹きかけましたが、暗くてよく見えません。寝静まった近所から見ると何だか怪しげな行動でしたね。近くに住宅がないのですが、遠くで話し声が聞こえて来たので慌てて家に入りました。おかげでフラッシュもたけずによくわからない写真です。塗装だけでいったい何日かけるのだろうと自分でもあきれるばかりです。

ファッシネイション/門あさ美

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レコードラックからこんなレコードを取り出しました。80年代に入る前の門あさ美のレコードです。当時まだ貧しい大学生だったので実際に手に入れることはできず、もっぱらラジオで聴いていて惹かれていたのを覚えています。今見たら2500円ですね。

 

あまりテレビに出る方ではなかったと思いますが、きれいな方でした。同じような雰囲気のシンガーが何人かいたかと思いますが、彼女が一番気になっていました。何年か前にユーチューブで再会し、ハードオフで購入したレコードです。今聴いても新鮮ですし、当時のいろんなこと思い出して切ないです。

 

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ジャケット中のスリーブに印刷されている写真が、ベスト盤CDジャケットに使われているのに気づきました。この2枚組ベスト盤CDもたくさん曲が入っていてよく聴いています。

門あさ美 TWIN VERY BEST COLLECTION

門あさ美 TWIN VERY BEST COLLECTION

 

塗装もあと一息

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昨夜2本目のスプレーを購入し、早速数回にわたって塗り重ねました。だいぶん塗装も厚くなり、木口の光沢もしっかりしてきました。サンドペーパーを強くかけ過ぎてキズが目立つところもありますが近くで見なければ気にならないでしょう。

 

そろそろ塗装作業はやめてゴム足を取り付け、緩衝材を挟んで板を載せ、いよいよガラード301本体をマウントすることにします。裸のままでも静かなモーターですが、キャビネットに取付けることでどんな雰囲気になるかとても楽しみです。

プリーズ リクエスト

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今日も作業の時間が取れずに一日が終わりそうです。最近は忙しくて塗装の状態を眺めてはため息をついています。

 

アナログプレーヤー作製記にも関わらず、デジタルソースの紹介です。30年くらい前に廉価盤のLPで購入したソースです。当時は廉価盤と言っても1500円のシリーズの1枚でした。ジャケットのクールさに惹かれて思わず手にしてそのままレジに進んだのを思い出します。

 

帯には確か優秀録音盤の文字と、タイトルがプリーズ リクエストと書いてあったような気がします。当時の安いオーディオシステムで聴いても、ものすごく音がリアルで驚いた記憶があります。あらためてCDで聴いてみても、低域もよく伸びていて素晴らしい音ですね。ジャケット写真はライブのような感じですが、スタジオ録音です。

キャビネット再塗装

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毎回同じような写真ですが、下準備不十分で塗装が今ひとつです。もう一度サンドペーパーをかけてスプレー缶で吹き付けたのですが,3面で空になってしまいました。新しいスプレー缶を購入することに。時間のかけ過ぎですね。あまり塗り重ねるとせっかくも木目が目立たなくなりそうです。

 

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こちらのモーターマウント用の枠は塗料がよくのっていて木目もきれいで光沢もあります。透明ニスの良さがよく出ています。木目模様というのは見飽きるということがないですね。もう少し面積を広くとれば良かったなと眺めながらつくづくと思います。というよりアームボードと分離するのは止めにして枠いっぱいの1枚板にすればいいのかも。後で考えることにします。

アンプ内部

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倉敷の工房で作っていただいた真空管アンプの裏側です。普段見えないところなのに配線がとてもきれいで感動したのを思い出しました。部品の数そのものは思ったより少なくさっぱりしていますが、使われているコンデンサーや抵抗などの部品がきちんと配線されています。こういうのがプロの仕事なんでしょうか。

 

キャビネットの作製は今日も足踏みです。夜も仕事があって時間がありませんでした。上面の板の塗装はかなり厚くなり、光沢もあって見た感じいいですが、外枠の黒はもう一度吹き付ける必要があります。明日時間があるかどうかわかりませんが。

ストロボスコープの揺れ

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ガラード301のプラーターの回転を見ていると、とても力強く、この重い円盤がなぜこんなに静かに回るのだろうと感動してしまいます。

 

外周のストロボスコープをよくよく見ると僅かに揺らいでいるように感じることもありますが、昔のステレオサウンド誌の記事によると、プラッターの回転精度というよりスコープの印刷精度によるもののようです。またスコープを照らすストロボの電源の揺らぎも影響することもあるとのことです。

 

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ところでこの個体のプラッターですが、外周のキズが少しばかり多くてストロボパターンもキズだらけに近い感じです。子どもが転がして遊んだのではないか(笑)と疑うくらいです。(その分安く購入できたのですが。)ただ、軸の精度は高く、横から見ても回転するプラッターの上下動は全く感じられません。バランスホールも一カ所だけです。

 

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今日もキャビネット作りを休みました。やはり黒く塗った外枠の再塗装をすることにしました。その準備としてサンドペーパーを軽くかけてみただけです。早くこのモーターを載せてみたいのですが。

300BシングルSRPPドライブアンプ

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今から9年前(2004年2月)に倉敷の工房に作っていただいたアンプです。かなり安く作っていただいたので球も中国製のものですが、小音量で音楽を鳴らしてもとてもバランスよく聴こえます。最近は出番があまりありませんが、コンパクトで気に入っているアンプです。

 

今日はガラードのキャビネット作りはお休みです。明日は紙やすりをかけてもう一度スプレーを一吹きする予定です。時間があればゴム足を取り付ける作業も。